ジョビ家

５月の Lion Castle は、冬の間お馴染みだったカラ類に加えて、渡り鳥や高原に移動してくる小鳥さんたちがいっぱい。
いつもとは違う美しいさえずりが響き渡るのだ。

 

近くで日本三鳴鳥オオルリのさえずりが聞こえたら、高い木のてっぺんをチェック。
いたいた！✨(ΦωΦ+)
でも遠過ぎて瑠璃色が確認できない・・・。

 

蓼科山やお花がキレイだからカメラを持ってウロウロしていたら、近くでヒタキの声がする。
キビタキ？ジョウビタキ？
キョロキョロしていると、すぐ近くにいたいた！💖

 

ジョビ夫さんだー。(ﾉ*’ω’*)ﾉ
　　
ジョウビタキは漢字にすると「尉火焚」。
「尉」は銀髪のことで、「火焚」は火打石をたたく音に似た声を出すから、そう呼ばれるようになったんだって。
確かに、頭が白だし、ヒッ、ヒッ、という高い声と、カッ、カッ、という音を交互に出すのだ。

 

気づいたらイモ虫をいっぱい咥えたジョビ子さんも近くにいるじゃありませんか。
これって、もしかして近くに巣があるのかも。

 

ジッと観察していると、どうやら二羽とも我が家の玄関ポーチの辺りを行ったり来たりしている。
そういえば、玄関のドアを開けると、やたらジュージューと虫の声みたいな音がするけど、ちょうどハルゼミの合唱が始まったところだったから、セミが壁にくっついているのかしらと思っていたのだ。
玄関ポーチで観察してみると、ジュージュー音はポーチの屋根の上から聞こえてくる。
しかもジョビさんたちが近くに来ると一段と大きくなるのだ。
もしかして、ヒナ？(｡･ө･｡)
屋根に？？？

デッキでジョビさんの行く先を見張っていると・・・
ログの屋根とポーチの屋根の間に隙間があることに気づいたのだ。
でもスズメじゃあるまいし、まさかねー。
な～んて思っていたら・・・

 

やっぱり、ソコかーっ！Σ(⊙ө⊙*)!!

そんなスズメみたいなことするのかー。知らなかったわ。
ソコなら強風でも巣が飛ばされることはないし、昨夜みたいな豪雨でもヒナちゃんたちが濡れることもない。
いいところ見つけたね。賢い子だわ✨

 

何度も何度もごはんを運ぶジョビ夫さんとジョビ子さん。
ジョビ夫さんは、なかなかのイクメンなのだ💖

これ、一日中見ていても飽きないわね。
ダーリンが「一緒の屋根の下で住んでるから家族だねー」というのだ。
ウチの子だー🐣(｡･ө･｡)

 

もっと早く気づけたら良かったんだけど、この次の日、どうやら午前中に巣立ちしてしまったみたい。
巣立ち、見たかったな～。

静かになった玄関ポーチ。
ちょっと寂しいような・・・。

 

フィーフィーもペアで牛脂を食べに来るし、コガラちゃんは巣立ったヒナを連れて食べに来てくれた。

その後も、デッキにいるとジュージューとヒナの声が聞こえてくるので、辺りをよ～く観察してみると、コガラちゃんが隣の家の、壁の木がめくれたところに潜り込むのを発見。二羽でごはんを運んでいるのだ。
へ～、野鳥さんも人家を上手に利用していたんだ！

次回もまた使ってもらえるように、あの屋根の隙間をお掃除してあげないとね。