ガッシャ~ン‼ Ⅱ
粉雪で薄っすら雪化粧した Lion Castle 。
道路はブラックアイスバーンになっていてツルッツルなのだ。
日が差せばあっという間に解けるけど、夕方になったらもうコチコチに凍ってしまう。
いよいよ本格的に冬なのだ。
さてさて、正面衝突事故のつづき。
正面からヘッドライトが迫ってくる。うそでしょっ⁉
目をつぶってぎゅっと身構えた瞬間、ガッシャーンという音と衝撃。
マジか・・・と思う余裕があった。
エアバッグが顔に当たったせいでなのか、痛くはなかったけど唇と舌がしびれている。キーンというものすごく大きな耳鳴りがして、周りの音やダーリンの声が小さく、遠のいていくように聞こえたけど、体は無事そうだった。
壊れたダッシュボードから白い煙と熱い空気が流れてきて、爆発するんじゃないかと不安になり、とにかく降りて車から離れなきゃいけないと思ったので、シートベルトを外そうとしたら、強く締め付けられていてなかなか外せない。
やっと外して、後続車がないのをちゃんと確認してから降り、歩道に避難した。
こんな酷い事故に遭ったのは初めてだけど、意外と冷静でいられるものなんだな。
すぐに、ぶつかってきた車の運転手も降りてきて、「怪我はありませんか?」と聞いてきた。
私は、胸が痛かったのと、シートベルトが当たってできた首の擦り傷がピリピリする程度。ダーリンもブレーキを強く踏んだ足が筋肉痛のような痛さになった程度で、目に見える外傷はなかった。相手も膝にちょっと打ち身があった程度で済んだみたい。
それから後はもう、ダーリンも相手も、警察と保険会社への通報でてんてこ舞いなのだ。
だって、地名がよくわからないから、事故のあった場所を説明するまでが一苦労なのだもの。
救急搬送されるほどの怪我だったらどうなっちゃうんだろう?
警察官が何度か救急車を呼びましょうと言ったけど、体感的に、最悪でも肋骨に小さなひびが入った程度だろうと思ったので、様子を見ることにしたのだ。
だって、どこの病院に連れて行かれるのかもわからないし、そもそも病院へ行ったら絶対に被爆させられるし、マイナスになることしかないじゃない。
驚いたのは、誰も助けてくれなかったこと。
上下線にまたがっての正面衝突だから、道を塞いでいるし、エンジンルームが大破するような事故なのに。
しばらくの間、胸が痛かったので歩道でしゃがんでいたら、すぐ後ろに停車していたトラックの人が声を掛けてくれた。それ以外は誰も車から降りてこないんだもの。その後、警察が来るまで30分くらいの間、このトラックの人が交通整理をしてくれたのだ。
警察の事情聴取と現場検証、レッカー移動、すべて片付くまで3時間半くらい。
外気温は1℃、事故発生から4時間くらい寒いところに立ったまま。ケガしてなくても体調崩しちゃいそう。
相手はまだ20代後半って感じの若い男性で、難病病棟の看護師さんなのだとか。
職場から車で30~40分の帰路の途中、一瞬、意識がなかったようで、カーブで反対車線に飛び出していたことに気づき、元の車線に戻ろうとしたとのこと。
穏やかな感じの人でとても無謀運転をするようなタイプには見えないし、免許もゴールドなのだ。
コロワク💉済みか聞いてみると、看護師なので2回済みだというのだ。
ほら、やっぱりね。
ダーリンが、「あのワクチンを打つと血管が詰まるから、意識が飛んじゃうことがあるんだよ」な~んて教えても、相手は「はぁ・・・苦笑」って感じで、ちゃんと意味を知ろうともしないのだ。
まぁ、言ってもムダなんだろうけど・・・ダーリンは優しいなぁ。
意識がなかった、全面的に自分が悪いと言っていたし、ダーリンの車にはドライブレコーダーがあったので、過失割合が10対0の事故であることがその場で立証できて一安心。
8割の人が💉わくわくゴイちゃんなんだもの、ドライブレコーダーは必須だわ。だって、突然意識が飛んじゃうんだから。
そんなのがウヨウヨ運転してるんだぞ。完全に運任せ、恐怖でしかないわ!
でも、まだ問題が残ってた。
買い物帰りの車には、フルーツなどの食品だけじゃなく、なんとセメントや砂や砂利、大きな合板などが積んであったのだ!
車に積んだままレッカー移動されちゃったら大変。せっせと降ろしたものの、これを運べるタクシーが見つからない。
どーすんの、これ・・・
そーだ💡 近くに めぐりわさん がいるじゃな~い💖
夜遅くに申し訳ないけど、もう、めぐりわさんにお願いするしかない。
電話をすると、すぐに軽トラで駆けつけてくれた。
めぐりわさんは、とても気遣いのできる人。携帯カイロまで持ってきてくれた。
器用で、何でもできちゃう、頼れる男なのだ!
それに、次の日に荷物を Lion Castle まで運んでくれた。
めぐりわさんが近くにいて、本当に、本当に助かりました。ありがとうございました。
そして事故から1週間。
経過は次回へつづく・・・
1961年、横浜生まれ。40代前半まで83kgのおデブさんで過ごし、体調不良から減量を決意。リバウンドしないように思考回路を丸ごとチェンジする。35kg減量に成功して以降、『ずっと健やかできもちいい』ライフスタイルを目指す。2009年に遺伝子組み換え食品を排除、玄米菜食、ローファット・ローヴィーガン(80/10/10ダイエット)を経て、2017年に草食動物の肉とフルーツの生食を基本とする「フレッシュ・ダイエット」へ、2018年にはチーズを主食として採用し、現在の「オーガズミック・ダイエット」の形態に至る。
将来の夢は、熱帯の高原に移住し、牛と果樹に囲まれて暮らすこと。
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みんなが自分を幸せにすれば、みんな幸せになる。
好きなものだけ、思いっきり、食べると健康になる奇跡。
あなたも始めませんか、オーガズミック・ダイエット。
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