戦争の目的と必要性
アメリカとの戦争に惨敗し、戦後の平和教育によってすっかり骨抜きになったはずの日本国民が、このところロシアや中国への敵意をむきだしにした好戦的な国民に豹変しつつあり、平和憲法の「改正」を掲げる政党が人気を上げている。もはやバカ丸出しである。
自衛は当然の権利であり、世界が無法地帯である現実を前提にすれば、防衛のための軍事力を備えておくことは当然に必要なことだとは私も思うが、それは前世紀のうちにやっておくべきことだった。中国がアメリカと戦争できるほど強力になった今になってやるべきことではない。さんざん経済協力して中国を強大にしてきておきながら、今頃になって中国の侵略に備えるだの、バカ丸出しにもほどがある。
アメリカに骨抜きにされている時代は軍備を増強できず、アメリカにそそのかされると軍備を増強する。本当にバカ丸出しだ。アメリカに言われた通りにしかできないこと自体、日本が独立国でないことを意味する。独立国でもないのに国防もへったくれもない。
日本の政治家も、昔はもっとまともで、アメリカの要求をのらりくらりとかわしたものだ。属国の地位に甘んじつつも巧妙に立ち回って日本国民の実利を取ることこそが政治家の腕の見せ所だった。そういう本物の政治家をアホンジンが正当に評価せず、国際金融資本に操作されたマスゴミが垂れ流すスキャンダルで失脚させるものだから、政治家にはサイコパスとバカばかり残ってしまうのだ。選挙の候補者のポスターを見よ。
今頃になってアメリカの言う通りに軍備を増強したり、核武装したりすれば、中国に格好の攻撃の口実を与えることになる。ロシアがウクライナに侵攻したのもアメリカがミサイルの配備で挑発したからだ。それと同じことをアジアでやろうとしていることに気付けよ、バカども。もちろんバカゆえにバカには理解できないのだから、気付けよと言っても無駄なことはわかっている。私は暇つぶしの趣味として書いているだけだ。バカども、戦争したいなら、すればいい。それがゴイムというものだ。
私はロシア軍や人民解放軍と戦うぐらいなら、私に兵役やワクチンを強要する日本政府と戦って死ぬことを選ぶ。
国防論の並行線
国防をめぐっては、昔から脳内お花畑の平和主義者(いわゆる左翼)とリアリストの保守主義者(いわゆる右翼)が平行線のまま議論するのが定番だ。左翼は右翼のことを戦争好きだと非難するが、右翼だって戦争は回避すべきであり、平和のほうが良いと思っている。違いは、リアリストは、戦争を避けるためには、軍事力が仮想敵国とバランスしていなければいけないと考える一方、お花畑ちゃんは武器があるから戦争になるのだから武器を持たなければよいと考えるのだ。どちらも一理あるが、どちらにも致命的な問題がある。
まず、前者の問題。戦争を回避するための防衛力という名目で世界各国が軍備を増強しあったら、ウハウハ儲かるのは軍需産業だけである。個人の生活に喩えるなら、セキュリティ設備に大金を投じるようなものだ。犯罪を防止することに何の生産性もない。余計な出費であり、その分、生活のクオリティが落ちる。セキュリティソフトのせいでパソコンのパフォーマンスが落ちるようなものだ。もし泥棒や強盗がこの世にいなければ、セキュリティに無駄な支出(労力)をかける必要もなく、その労力を生活の向上に費やすことができるので、もっともっと気持ち良い生活(オーガズミック・ライフ)ができる。国際的な軍備競争も、やらなくて済むなら、人類ははるかに豊かな生活を享受できるのだ。どうして世界の全人口にいっせいにワクチンを強要することはできるのに、世界のすべての国に軍備を解除させることはできないのか。毒でしかないワクチンを自ら進んで打ちたがるようにマインドコントロールできる技術があるならば、武器を捨て軍備を解除するようにマインドコントロールすればいいではないか。しかし、この世界の支配者たち(サイコパス)にそんな動機はない。今のように人々が分断・対立し、絶え間なく世界のどこかで戦争が起きているほうが、支配しやすいのだ。IoT(なんでもインターネット接続)で世界政府の完全監視システムが実現するまでは。
次に後者の問題。武器がなくても素手で殴ったり石を投げて戦うこともできるわけだが、確かに最新兵器がなければ悲惨な戦争にはならないだろう。特に核兵器や化学兵器のような大量殺戮はできない。しかし、日本だけ軍事力を放棄して、アメリカや中国に軍事力があるなら、アメリカや中国の言いなりになるだけだ。現に日本はずっとアメリカの言いなりになってきた。そのおかげで日本は経済繁栄できた。しかし、今回はアメリカに指示されるがままに中国との戦争に突入して滅びなければならない。それでいいのかという話だ。
このように左右両陣営とも致命的な欠陥をかかえたまま、何十年も議論が平行線をたどっているわけだが、すくなくとも現時点で日本が置かれた国際情勢を考えるならば、私は平和主義者のほうに分があると思う。もはや軍備を増強して中国に対抗できる段階は過ぎている。老人ばかりで戦う若者も少ない。何もかも遅すぎるのだ。こうなってしまった以上、軍備を放棄して無血開城で中国の言いなりになるほうが犠牲が少ない。もっと美化してカッコよく言うこともできる。その昔、日本が夢見ていた「大東亜共栄圏」を中国を中心にして築けばいい。習近平の共同富裕構想に日本人も加えてもらうのだ。中国人も日本人も、同じアジア人だ。結束して鬼畜米英に対抗しましょう、と。プーチンと同様、習近平には独裁者のひどいイメージが付されているが、それはマスゴミの情報操作による部分も大いにあると疑っておくべきだろう。私は習近平もプーチンも人格的にすぐれていると感じる。少なくともバイデンや岸田よりはヒューマンだ。もちろん、プーチンも習近平もグローバル・アジェンダに沿って行動している。しかし、それでも二人には人間らしさを感じる。日本にも昔はそういう政治家がいた。
大義名分を与えるな
さて、現代は情報戦の時代だと言われる。支配者たちは世論を味方につけるほうが円滑に支配できるから、大衆マインドコントロールの技術を高めてきた。第二次世界大戦のとき、日本とアメリカには圧倒的な経済力・軍事力の差があった。どう考えても、日本がアメリカに勝てるわけがなかった。そのような圧倒的な力の差があったにもかかわらず、アメリカは先に手を出さなかった。辛抱強く時間をかけて日本を挑発して、日本に先に攻撃させたのだ。そして、悪魔の枢軸・日本の戦闘機が真珠湾の米艦隊を攻撃する様子をばっちりフィルムに収めてマスゴミを使って流した。その深い意味がわかるか?
今回のウクライナでも、プーチンを挑発することで「ロシアが先に侵攻した」というストーリーにした(実際はウクライナ政府がさきにロシア系住民に手を出したのだが、それは積極的には報道されない)。先にニューヨークがテロ攻撃されたから、アフガニスタンのタリバンに報復したというストーリーにした。その意味がわかるか?
911のときブッシュは真珠湾を引き合いに出してアメリカ国民を戦争へと煽った。ウクライナのゼレンスキーは真珠湾を引き合いに出してアメリカ国民に支援を訴えた。真珠湾、911、ウクライナには共通点があると言っているのだ。その意味がわかるか?
その意味するところは、アメリカのような強大国であっても、戦争を始めるときには大義名分が必要だということだ。相手のせいにする必要があるのだ。大義名分がないと国民に支持してもらえない。実際に戦争に行く若者や、彼らを送り出す家族に納得してもらえないからだ。そこで、大義名分がなければ作ればいい、というのが支配者たちの発想である。とてもクリエーティブだ。
ということは、どういうことだ? 日本に真珠湾攻撃するだけの軍事力がなかったら、アメリカは「日本に先に攻撃された」という口実を得ることができなかったのではなかろうか。そう考えると、「軍備を放棄すれば戦争を回避できる」というお花畑派が実は正しいのかもしれないのだ。少なくとも、日本が武器を放棄すれば、中国にとって攻撃目標もなくなるわけで、交戦状態になりようがない。戦争は回避できる。
「日本を守る」とは具体的に何を意味するのか?
だが、本当の問題はここからだ。戦争さえしなければなんでもいいのか?という問題である。言い換えると、そもそもなぜ戦う必要があるのか? 「国を守る」「日本を守る」とは具体的に何を意味するのか?という根本的問題だ。意外にも、この根本を考えることなく、防衛を語っている人が多いように見受ける。おいおい、チョマテヨ。
三島由紀夫は「文化防衛論」の中で日本を守るということは究極的には日本文化を守ることであり、日本文化の中心たる天皇を守ることだと述べている。今となってはこの見解を支持する人はごく一部の右翼に限られるだろうが、いちおうそういう考え方もあるわけだ。しかし、そもそも側室を廃して、男系を根絶やしにするタネをまいたのは昭和天皇だ。天皇が自滅したがっているのだから、守りようがない。昭和天皇は英米に憧れており、英米に認知的にマウンティングされていた。日本のシケた文化を徹底的に破壊することで、日本を英米のような自由で豊かな国に作り直したかったのだ。いわばグレート・リーセット。だから、降伏を引き延ばして本土空襲と原爆投下を待った(アメリカにとっても、その後の世界覇権を握るために原爆の威力を実演し世界に誇示する必要があった。原爆の完成前に日本が降伏すると非常に都合が悪かった)。不幸中の幸いとして、日本に乗り込んできたマッカーサーは人格的にはすばらしい人物であったし、GHQにも共産主義的、理想主義的な人々が多く、実験もかねて世界最先端の民主主義と平和憲法を作ってくれたわけだ。日本という国はとても強運なのだ。日本は神国というのは、あながち妄想ではないと私は思っている。このきわめて重要なタイミングで、岸田のようなとてつもなく無能な人物が総理大臣になっているのも、なぜだかわからないが良い結果につながるはずだ。人知を超えた次元の話なので根拠はない。
昭和天皇の意図した通り、日本は敗戦の焦土から奇跡的に復興し、豊かな経済大国になった。というか、完全に焦土と化したからこそ、ゼロから簡単に復活できたのだ。財閥解体も農地改革もできた。敗戦とGHQの絶対命令でもなければ既得権益でガチガチの日本社会が改革できるわけがない。ゴイムどもには理解できないだろうが、これが昭和天皇の大御心(おほみこころ)だったのだ。神として扱われていた昔の天皇の想念パワーはすごい。なにしろ日本人の全想念が天皇崇拝で昭和天皇に集中していたのだから、天皇が願ったことは実現してしまうのだ。高度経済成長し、自由で豊かになった戦後の日本の姿、それが昭和天皇の願いだった。とても逆説的ながら、それはアメリカと無謀な戦争をしてボロ負けすることによってしか実現できなかったのだ。原爆の投下について「あれは、やむをえなかった」と語った昭和天皇の真意はそこにある。
天皇ほど不自由な身分はない。あなたは自分が天皇として生まれたいと思うか? 行動もぜんぶ決められ、発言内容もすべて決まっている。ただの人形、お飾りだ。跡継ぎを作れと、なかなか嫁の来てはないのに結婚と種付けを強要される。はっきり言って、現代の世界に唯一残っている奴隷制度であり、これほどの人権侵害はない。この人権侵害を、戦ってまで死守する必要があるのか。詐欺師を利用してまで皇族を離脱し、国外脱出を果たしたプリンセスに尋ねてみよ。
男系の継承とは言うものの、本当に天皇の子かどうか知っているのは、子を宿す女だけである。天皇の祖先とされるニニギノミコトは、本当に自分の子を妊娠したのかとコノハナサクヤヒメを疑った。そこでコノハナサクヤヒメは産屋に火を放って出産したという神話がある(コノハナサクヤヒメの神名は「木の花咲くや」と美化して表記されるが本当は「この腹を割くや」という説があり、腹に宿した子を疑われたというストーリーからすれば、そっちのほうが遥かにしっくりくる)。現代では遺伝子を検査することができるのだから、本当に男系にこだわるのであれば、念のため、秋篠宮の遺伝子をチェックすべきではなかろうか。いや、それは人権侵害だって? でも、男系の遺伝子にこだわるって、そういうことでしょ。だから、やめたほうがいいのだ。愛子さんがラストエンペラーとなって華麗に幕引きしたほうがいい。その後もどうしても天皇が存在したほうがしっくりくるならば、それこそAIとロボット技術で実現できる。あるいはメタバースで妄想の神武天皇を作っちゃえばいい。
では、何を守るために戦うのか?
ながながと天皇の話をしたが、いまどき天皇のために戦いたいと思っている日本人はほとんどいないだろう。それに今上陛下も自分のために国民に決死の覚悟で戦ってほしいなどとは夢にも思っていないはずだ。
では、いったい何を守るために戦争するのだ? 生命? 財産? 自分や家族の命はともかく、富裕層の財産を守るために死ぬのってバカバカしくないか? たぶん多くの人は、ばくぜんと「国民の生命、生活、財産を守るために戦う」と思っているのだろう。しかし、もっと具体的にイメージしてみてはどうだろう。
仮に日本が完全に武装を解いたため、戦闘行為も発生せず、人民解放軍が上陸、占領したとする。日本は中国共産党の支配下になる。そのとき、アメリカの支配下にある今と何が違うのか? ということだ。
レイプされる? 略奪される? 拷問される? 殺される? 電柱にラップ巻きされて晒される?
まさにウクライナでシャブ漬けアゾフ隊が長年やってきたことであるが、一般人を相手にこうした行為をするのは、戦争というより兵士の個人的な犯罪行為であって、平和な時代でも発生するときはする。すでに日本国内には外国人がたくさんいるし、最近ではベトナム人による残虐な事件が多い。また、言うまでもなく、日本人にも凶悪な犯罪者はたくさん存在する。犯罪の防止は、警察の仕事であり、日本では自衛の目的であっても個人的に銃などの武器を所有することはできない。個人レベルでは非武装なのだ。
そもそも中国が日本を攻めるとしたら、どんな目的があって日本を占領するのだろうか。略奪やレイプをしたいから軍事進攻するわけではなかろう。中国脅威論を唱える人は、実際に中国に日本を攻撃する合理的理由があるのかを確認せずに感情的に恐怖を煽っているバカが多い。
中国が日本を占領する目的として第一に考えられるのは、アメリカの基地を潰すことだ。ロシアが北方領土を返還しないのは、日本に北方領土を返還することは、アメリカに手渡すことを意味するからで、中国から見ても、日本列島はアメリカの前線基地にしか見えないわけだ。地図を見てみよ。目と鼻の先にある日本や台湾に米軍がいるのは、けっこうな圧迫感だ。そういう中国の気持ち、わかる? 太平洋に出ようとする中国にとってバリケードにしか見えない。米軍に包囲されているようなものだ。
次に考えられるのは、日本の技術力だ。たとえば半導体の製造では日本はすっかり衰退しているが、半導体を製造するための工作機械の技術では日本にしかないものもあるそうだ。台湾と日本を抱き込めば、中国は半導体の製造を独占できる。家電も武器も何でもかんでもコンピュータ制御された今日、半導体を独占できれば、アメリカに対して圧倒的に優位が確保できる。ロシアの資源と日本や台湾の技術があれば、中国の世界覇権は盤石だ。しかし、日本の技術力がほしいなら、情報戦や金銭的な策謀で獲得することも可能、というか、そのほうが効率が良い。暴力で支配すれば反発されるし、世界中からも顰蹙を買ってしまう。ただ、アメリカの意地悪な経済制裁とかで、台湾や日本の技術にアクセスできないという事態になれば、話は違ってくる。中国は戦争を起こしてでも台湾や日本の技術を確保しようとするだろう。
要するに、アメリカがおかしなこと(意図的な挑発)をしない限り、中国が日本を軍事的に侵略する動機はなさそうだが、アメリカはおかしなことをするのが得意だ。
今まさにそれが起きようとしているのだが、アメリカの挑発に乗り、中国が日本を攻撃するとどうなるだろうか。米軍基地を無力化するための軍事作戦が次々と展開されるだろうから、その巻き添えを食らって被害を受けることは想定しておくべきだ。もちろん、米軍基地が最初から存在しなければ、無血開城で被害はない。日本側に軍事力があればあるほど国民にとっては被害が大きくなる。ゼレンスキーが武器を送ってくれと訴えているのも戦争を長引かせ、被害を拡大するためだ。武器がないと戦争が成立しないのだ。インフレ、食糧危機にするというグローバル・アジェンダがあって、そのために必要なのよ。
中国は日本列島を支配するため、現在のアメリカ傀儡政権を潰し、中国の傀儡政権を樹立するだろう。そして、GHQみたいに絶対権力を行使し、必要に応じてあらゆる社会システムを中華風に変えていくだろう。現在の日本で既得権益を持っている人たちは、かなり不利な変化を強いられるかもしれないが、もともと大した財産のない庶民にとっては、大きな問題ではない。むしろ、恩恵やチャンスがあるかもしれない。
中国は少数民族を虐待しているそうだから、日本人にもひどい人権侵害をするに決まってると思う人もいるかもしれないが、上海のロックダウンで証明されたように、中国共産党はやるときはやる。漢民族だろうと異民族だろうと平等に虐待するのだ。というのも、もともと支那人に国とか民族などという意識はない。漢民族は「その他」の意味であり、日本人が中国に帰化すると漢民族に分類される。チャイナ人は素のままのグローバリストだ。中華=世界で、もともと国境なんてない。世界全部がなんちゅうか本中華だ。だから、習近平に世界制覇の意図があるかどうかといえば、当然ある。地球はぜんぶ中国なので。一帯一路どころか第二パナマ運河まで作って南北アメリカ大陸まで支配する気マンマンなんだから。
冷静に考えるべきなのは、それによって大した既得権益を持っていないわれわれ一般庶民に具体的にどんな不都合があるのかということ。今までのアメリカの自由主義「風」の世界支配から、純然たる中華世界帝国に変わることで、いったいどんな不利益を被るのだろうか。
ここで「中国共産党の支配下では自由がなくなるし、民主的な政治もされない」という決まり文句を言うバカがいる。だが、よく考えよ。今の日本は本当に自由で民主的なのか。
コロナ対策でいえば、自由主義の西側の一員とされているオーストラリアでもワクチンを拒否すると強制収容所送りになったりするわけで、中国と本質的な違いがあるわけではない。カナダではデモを起こしたトラック運転手に支援するだけで預金凍結された。日本でも、ちょっとワクチンについて本当のことを言えばデマ扱いされ、SNSでアカウント停止される。もはや言論の自由はないのだ。言論の自由どころか、感染症対策という名目で身体の自由さえ危なくなっている。だから、中国の支配下になっても、それほどギャップや違和感はないと思う。あまりの変化の乏しさに、「あれっ、そういえば中国に占領されたんだよね」と忘れてしまうぐらいかもしれない。
さらに言えば、「社畜」とか「会社の奴隷」という言葉があるが、たいていの人は会社に雇われて働いているわけだ。会社の中はトップダウンの独裁政治でしょ。民主的な経営を標榜する企業もあるが、本質的に会社の組織は中国共産党と同じピラミッド構造なわけよ。だから「上から」言われた通り、ルールで決められた通りに生きている人ばかりになっている。自分でルールを変えられる、変えたいと思っている人はほとんどいない。だから議会制民主主義が制度的には存在しても実際には機能しない。国の政治は選挙を通じて民主的に行われているように見えるが、実際の生活は企業の奴隷として働いているだけだ。その状態で中国の社会とどれだけ違いがあると言うのか。もっといえば、近年では、大企業が国よりも力を持ち、社会を支配しているわけだ。グーグルやフェイスブック、ツイッターが言論の自由を奪っている。選挙で選ばれた正当な権力者であるはずのアメリカの大統領でさえ発言の自由を奪われるのだ。それら企業は独裁体制で経営されている。その独裁体制の企業が支配している社会が自由で民主的と言えるのだろうか。
本当の敵
現代において、もしもわれわれに戦争する必要性があるとしたら、命がけで守るものがあるとすれば、それは「国を守る」とか「日本を守る」のではなく、「自由を守るため」「人権を守るため」ではなかろうか?
中国を仮想敵国として国防の必要性を説く人々は、中国共産党に支配されると自由と人権が損なわれると思っているのだろう。しかし、自由と人権を奪おうとしているのは、世界共通の完全支配計画の一環であり、中国に限ったことではない。
パンデミックを理由にどれほど自由が制限され、人権が蹂躙されたか、ここ数年で学習しただろ、バカども。命を守るため、健康のため、安全のため、という口実で、生命を奪い、病気にし、戦争に導くのが奴らの常套手段なのだ。
だから、われわれの本当の敵は、自由と人権を奪おうとする支配者であり、それに操作された政府や大企業であり、それを支えるゴイムなのだ。つまり、われわれが本当に戦うべき敵は、われわれ自身なのです。
だから私はロシア軍や人民解放軍と戦うぐらいなら、私に兵役やワクチンを強要する日本政府と戦って死ぬことを選ぶ。
「このままでは日本は終わる」と言われる。先日もイーロン・マスクが、このまま少子化が続けば日本は消滅するとツイートしたことが話題になった。ということは、日本人の遺伝子が残るかどうかが問題なのかと思えば、「移民を受け入れないと日本は滅びる」と言う人もいる。いったい「日本」とは何なのか。京都の寺院建築のことか。「日本を守りたい」と言っている人に明確な回答を求む。
※文中、副島隆彦風になっている箇所がありますが、最近の私的ブームなのでご容赦ください。
1967年、広島県生まれ。将来の夢は、熱帯の高原に移住し、牛と果樹に囲まれて暮らすこと。
2009年に遺伝子組み換え食品を排除する決意をして以来、玄米菜食、ローファット・ローヴィーガン(80/10/10ダイエット)を経て、2017年に草食動物の肉とフルーツの生食を基本とする「フレッシュ・ダイエット」を着想する。2018年にはチーズを主食として採用し、現在の「オーガズミック・ダイエット」の形態に至る。自らの体で実証しながら、草のタネ(デンプン、植物油、大豆タンパクなど)さえ食べなければ、「おいしい」=健康(適正体重)=「きもちいい」がすべて矛盾することなくつながることを発見した。この「食」という人間の生活の根本における発見は、栄養学に革命をもたらすだけでなく、穀物生産を基盤とした過去数千年の人類社会の在り方を根底から変える可能性を秘めている。
人類よ、氷河期の眠りから覚めよ! もう草のタネを食べなくてもいいのだ!
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みんなが自分を幸せにすれば、みんな幸せになる。
好きなものだけ、思いっきり、食べると健康になる奇跡。
あなたも始めませんか、オーガズミック・ダイエット。
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