そもそも救済は必要なのか?
法華経は「小乗・大乗の対立を乗り越えつつ、全ての人間が一乗(菩薩乗)を通じて平等に救済されるという仏教思想を強調した内容」であると解釈されている。
では、そもそも救済とは何か?
仏教における救済は次のように要約される。
仏教における救済とは、個人が悟りを得て、輪廻から外れ(解脱)、苦しみの多い(本質的に苦である)この世に二度と生まれてこない(転生しない)ことである。
救済(ウィキペディア)
日本人の多くに仏教の信徒という自覚があるのかどうかよくわからないが、この仏教の「救済」の概念ほど、通常の人々の理解と正反対なものはなかろう。
普通の人間にとって「救済」とは、命を救ってくれるとか、苦しい状態から楽な生活にしてくれるとか、「生きる方向」を意味する。だが、ブッダの言う「救済」は、完全に死ぬことを意味しており、生まれ変わりすらも否定しているのだ。
生まれ変わりを否定するということは、生まれ変わりを信じないとかいうバカげた話ではない。普通、死ねば再び生まれ変わるのである。それを、生まれ変わらないように「解脱」するのが悟りであり、そこに導くことを「救済」というのである。
この苦しみに満ちた世界に再び生まれ変わることほど恐ろしいことはない、という真実が、覚醒するとよく理解できる。だから、二度と生まれ変わらないように、本格的に徹底的に死ぬこと。それが悟りであり、解脱であり、救済なのだ。そのためには、この世界に存在するすべての欲求を満たさなければならない。満たされない欲求が残っていると、生まれ変わりの動機になってしまうからだ。本当に死ぬためには、輪廻から解脱するためには、徹底的にこの現実の快楽を経験する必要がある。それを私はオーガズミック・ライフと呼んでいる。
転生の事実すらトンデモ扱いするバカには、救済の意味などわかるわけがない。また、死んでも再び生まれることを知って喜ぶバカにも、救済の意味などわかるわけがない。
意味のわからない人たちに、救済が必要なわけがない。
1967年、広島県生まれ。将来の夢は、熱帯の高原に移住し、牛と果樹に囲まれて暮らすこと。
2009年に遺伝子組み換え食品を排除する決意をして以来、玄米菜食、ローファット・ローヴィーガン(80/10/10ダイエット)を経て、2017年に草食動物の肉とフルーツの生食を基本とする「フレッシュ・ダイエット」を着想する。2018年にはチーズを主食として採用し、現在の「オーガズミック・ダイエット」の形態に至る。自らの体で実証しながら、草のタネ(デンプン、植物油、大豆タンパクなど)さえ食べなければ、「おいしい」=健康(適正体重)=「きもちいい」がすべて矛盾することなくつながることを発見した。この「食」という人間の生活の根本における発見は、栄養学に革命をもたらすだけでなく、穀物生産を基盤とした過去数千年の人類社会の在り方を根底から変える可能性を秘めている。
人類よ、氷河期の眠りから覚めよ! もう草のタネを食べなくてもいいのだ!
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みんなが自分を幸せにすれば、みんな幸せになる。
好きなものだけ、思いっきり、食べると健康になる奇跡。
あなたも始めませんか、オーガズミック・ダイエット。
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