再生

怪我したとき、みんなどうしてる？

私が子供のころ、転んでひざを激しく擦りむいたりすると、オキシドールで傷を洗った後、リバガーゼという黄色い液体を含んだガーゼを傷にあて、滅菌ガーゼと油紙で覆ってからサージカルテープで止めるのが定番だったのだ。
怪我することが多い我が家にいつも欠かさず置いてあったこのリバガーゼは、母によると「傷を乾燥させるのが早いから治るのも早い」ということでお気に入りだったらしい。

そして次回そのガーゼを取り換える時が地獄よ！
だって、かさぶたがガーゼと一体化しているのに、それをはがすなんて、信じられる？
オキシドールを何度も染み込ませ、かさぶたをフニャフニャにふやかしてから、そーっと、そーっとはがそうとしてるのに、母が横から突然手を出してバリっとはがすのだ！

ギャーッ！

「ジワジワはがすから痛いのよ。そんなものは一気にやっちゃえば一瞬で終わるでしょ。情けないわね。」
ひ、酷い、サドかっ！？
そんな地獄を数回繰り返し、いまだにうっすらと傷跡が残るかわいそうなひざ小僧の出来上がり。

というわけで、『傷は、消毒してバイキンをやっつけた後、乾燥させるほうが早くかさぶたになって、早く治る』というのが長いこと定説だったけど、実はそれはとんでもない間違いだったのだ！

まずは衝撃の写真をご覧ください。
バイク整備中にチェーンに巻き込まれて損傷した25歳男性の指が150日で再生した記録。

 

リンクしたページに詳細があります。
これはスゴーイ！
マジで再生するんだー！

夏井先生の治療法は10年も前から知っていたのだけど、治療の記録を積み重ねてこうして見せていただくと説得力があるのだ。
傷の生々しい写真がたくさんあって衝撃的だけど、全治療例の経過 を見ることができます。

なつい キズとやけどのクリニック

Dr.夏井のホームページ、まずはここをチェックしてみてください。

「消毒とガーゼ」撲滅宣言

　医療行為とは何かを言うことを問い詰めると，「病気や怪我の苦痛を取り除くこと」「病気や怪我を早く治すこと」の二つに尽きるだろう。これについては恐らく，異論はないと思う。
　この意味で，「苦痛を与え」「回復を遅らせる」行為は反医療行為とみなしていいだろう。

　しかし，現在の日本の医療現場（そして世界中の医療現場）では平然と日常的に，その反医療行為が行われているのだ。それが「傷を消毒してガーゼをあてる」行為だ。「傷を消毒し，ガーゼをあてる」ことで，傷の治癒を遅らせて患者さんに経済的損害を与え，無用の身体的苦痛を与えているのだ。すなわち，医療行為として行われているものの中で最も意味がなく非科学的で野蛮な行為といえる。

　ここでは「消毒とガーゼ」にかわる最新の創傷治療を紹介する。それがとりもなおさず，患者さんの利益になることだからだ。「消毒とガーゼ」のような患者さんに苦痛を与えるだけの馬鹿げた治療（・・・もしもそれが「治療」と呼べるのであれば・・・）が一日も早く撲滅され，患者さんがこの無用の苦痛から逃れる日が来ることを切に願っている。

—略—

　1992年に日本形成外科学会認定医（専門医）を取得していますが，2008年の四国での講演会で，座長を務めた徳島大学形成外科教授（＝当時，日本形成外科学会理事長）に「こんな熱傷治療をしていると形成外科認定医として認めるわけにいかない！」と恫喝されるという事件があり，治療を止める訳にいかないので認定医を返上することにしました。
　同時に，こういう恫喝教授が牛耳る学会に年会費を払うのも癪なので，形成外科学会に年会費を払うのも止めました。こんな学会にカネを払うのは，ドブにカネを捨てるようなもの，と勝手に判断させていただきました。

今はキズパワーパッドなるものがあって、自分の傷から染み出る組織液を利用して早くきれいに治すという、まさに湿潤治療のパクリのような絆創膏があるけど、もっと早くわかっていたら、あんな痛い思いをしなくて済んで、さらに傷跡も残らずに治ったのに。

もうね・・・あれもウソ、これもウソ、みんなウソ、全部ウソー🎉

現代医療のバカー！
ロックフェラーのアホー！(･ัε･ั )　

・・・なぜロックフェラーなのかという話はまた今度。