紅葉とVOC

行ったり来たりのちょっと贅沢なデュアルライフ続行中。
ヤル気満々のダーリンはDIYで大忙しなのだ。

 

そして１０月といえばダーリンの誕生月。
今年の誕生日はLion Castleで過ごそう。
でもって、メニューはどうする？
「誕生日のごちそうといえば、もちろんカレーでしょ」とダーリンの即答。
どんだけぇ～？ ( ﾟ∀ﾟ)･∵ﾌﾞﾊｯ!!

そんなわけで、スペシャルオーガズミックな高原カレーを作っちゃいましたよ。
カレーのお供は定番のバナナと、出発直前に南房総の庭の柿を収穫して持って来た。
今年は１８キロ越えの収穫。放置してるから傷だらけだけど甘い柿なのだ。

 

紅葉が見ごろのLion Castleの庭は、白樺の幹の白さと、高原ならではのブルースカイのコントラストがとても美しい。
滞在中も日に日に紅葉が進み、白樺の葉がだいぶ散って、蓼科山がもっとよく見えるようになっていくのだ。

最高の場所を探している間、やたら目に飛び込んできた蓼科山。
蓼科山の女神様（女神ということになっている）に呼ばれている気がして、絶対蓼科山が見えるところがいいなーと思っていたけど、まさか、家の中から拝めるなんてスゴすぎない？

 

蓼科山には昔から『ビジンサマ』と呼ばれる女神様が住んでいで、この『ビジンサマ』が通る日は山仕事をやめるという風習があったらしい。
『ビジンサマ』というくらいだからどんだけ美しい神様なのかと思ったら、目撃情報では、人と同じくらいの大きさの球体に赤とか青のピラピラがぶら下がっていて、黒い雲に包まれたお姿なのだとか・・・。

 

ダーリンはポストと表札を製作中。
土台を埋めるために掘ったら、まるでピートモスのような土なのだ。
ここでベリー類を育てたらうまくいきそう。
もともと晴天率が高く、降水量が少ない地域なのだけど、早朝少し雨が降ったのか屋根からポタポタ水が滴っていたのに、土はこんな具合。
水はけもいいし、雨が降ってもすぐに止んでお日様がパーッと差してくる、まさに山の天気なのだ。

 

ドアノブを修理中、アクシデント発生。金属の棒のサイズがちょこっと太くて穴に差し込めないので、ついに金属までカットすることになったダーリン。
どんどんDIYのスキルが上がっていくのだ。
難易度が上がるほど燃えちゃうんでしょ？✨(ΦωΦ+)

 

ダーリンが地下室でポストの支柱を塗装したところ、油性塗料の揮発性物質が水道管や排水管の隙間から部屋全体に上がってしまい、窓を開けたり換気扇を回したり、できるだけ外に出たりしたのに、この次の日、私は鼻とのどの粘膜がやられてしまい高熱を出す羽目に！

 

まるで風邪のような症状なのだ。
こんなに苦しんだのは何十年ぶり？
熱は１日で下がったけど、鼻とのどがやられてしまったせいで、どろどろの鼻水と鼻血、嚥下するたび強烈なのどの痛み、そして鼻汁がのどに落ちるせいで出る咳、もう５日間も苦しんでいる。
毎日少しずつ良くはなっているのだけど、粘膜が完全に入れ替わるには１週間前後かかるもんね。

 

塗っていたダーリンは大丈夫だったのに、少しだけ見学した後は部屋にいた私が酷く反応するなんて・・・。
過去重度の花粉症だったり、化学物質過敏症一歩手前だったりしたけど、もう反応しなくなっていたから油断しちゃった。

原因がハッキリわかっている私は、これはVOC(揮発性有機化合物)という毒を排出するための現象だって理解できるけど、みんなはきっと、こういうのをインフルエンザとか新型コロナに感染したって信じちゃってるわけなのよね。
こういう体の生理現象に病名をつけて、感染したから病気になるんだと思い込まされちゃってるわけ。

 

発熱から３日目、せっかくのLion Castleなのに、部屋にこもっているのはもったいない。
カメラを持って庭をうろついていると・・・

 

あれはなんだ？

わ～ぉ！ミツバアケビじゃありませんか💕

 

早速ダーリンに報告すると、脚立を持ってきて採ってくれました。
あけびゲット～(ﾉ*’ω’*)ﾉ

口が開かなかったから小鳥さんに食べられずに済んだみたいだけど、霜に当たったせいなのか皮がフニャフニャ、実もちょっと熟れすぎ。
来年に期待しとこう。

 

もうすでに最低気温が1℃まで下がってるけど、次回は氷点下だろうなぁ。
お日様さえ出ていれば部屋の中に一日中日が差して、ログハウスの気密性も相まって、まだ小さい灯油ストーブ１台でも寒くない。
VOCで倒れていた間に、ダーリンが薪ストーブの煙突掃除を済ませて、問題なく燃焼するのもチェックしてくれたから、もっと寒くなっても大丈夫だネ。

次回が楽しみ～💖