Bird Castie

Lion Castie と南房総、標高差1400ｍのデュアルライフ続行中。

トップの写真は、歌舞伎役者みたいな模様がステキなアカゲラ♂ さん。
アカゲラさんは、カラさんたちよりずっと大きい体格なのに警戒心が強めで、なかなか近づいてこないのだ。

 

3月5日、Lion Castie に到着したのは15時40分。
家の前には除雪車が作った雪の壁が・・・。エントランスアプローチの階段も雪に覆われている。
まずは雪かきしないと家にたどり着けないじゃ～ん！
外気温－2℃、雪が降る中、せっせと雪かきに励むダーリン。

それから更に雪は降り積もり、翌朝デッキを見ると大変なことにっ‼
バードフィーダーも雪に埋もれているのだ。
朝からまたまた雪かきダーリン出動。

 

毎日やってくるカラ軍団。
ごはんの順番争いをするくせに、ごはんを見つけると独り占めせずに「みんな集まれー、ごちそうがあるよー」って呼び寄せる。

小鳥さんは牛脂が大好物。試しに、牛脂、ギー、ヒマワリ、クルミ、落花生、アーモンドパウダー、ゴマ、エゴマ、アマニ、キヌア、小麦を置いてみると、一番先に牛脂やギーを食べる。ヒマワリ、クルミ、落花生は人気だけど、アーモンドパウダー以下はおいしいものがなくなれば書いた順に仕方なく食べる感じ。小麦に至ってはポイポイぶっ飛ばして、故意にはじいているいる様子。
一番効率よくカロリー摂取ができるものをちゃんと知っているのだ。

 

3日目の朝、デッキの雪に動物の足跡がっ!!
足跡だけじゃなく、薄っすら獣臭が漂っているのだ。
手すりの上にもバードフィーダーに向かって歩いた跡。
どうやら木登り上手なハクビシンが来たみたい。
牛脂の匂いをたどってきたのかしら。
「夜は小鳥ごはんのお皿はしまうことにしよう」
と言っているダーリンの1m後ろ、バードフィーダーにはもうコガラさんが来てる。
そばにいてもヘッチャラ、(｡･ө･｡) だいぶ慣れてきたネ。

 

ステキなバードフィーダーをDIYするまで、脚立に薪を乗せてエサ台代わり。
少しずつ窓に近づけて、ソファーに座ったままバードウォッチングができちゃう野鳥カフェの出来上がり～🐦🐦🐦　

 

とうとうテーブルの前まで持ってきて、小鳥さんと一緒にごはんが食べられるようになったのだ。
小鳥さんまで30cmくらい。小鳥さんをカゴに閉じ込めて飼うなんてナンセンス。
牛脂を追加ししている私のすぐ横に、コガラさんやヒガラちゃんがうっかり飛んできて、顔に思いっきり翼の風圧を感じるくらいのニアミスも何度もあったし、もう少し慣れたら手に乗ってくれるかも。
口笛を吹くと呼応してくれることも。
野鳥さんとお友達だなんてステキすぎる～💖

 

私の推しの子は、カラ類では最小のヒガラちゃん。
体長11cm、体重9g、冠羽がピョコンと立っていてカワイイのだ💖
そしてさえずりがステキ。

 

 

これを「ツピン ツピン」と表現している人が多いけど、ダーリン的には「チクビー　チクビー」と聞こえるらしい。
確かに「チクビー」って聞こえる～( ﾟ∀ﾟ)･∵ﾌﾞﾊｯ!!

 

シジュウカラと並ぶと大人と小学生ってなくらいの体格差。
だからどうしても順番待ちをする羽目になるのだ。
一番小さいけど一番勇気があって、ヤマガラやシジュウカラが警戒してなかなか近づいてこないのに、ヒガラちゃんは一番乗りのことが多いのだ。

 

いつも遠くで様子見をしているヤマガラさん。それに気づくとすぐに場所を譲ってあげる気の利くヒガラちゃんなのだ。
ピンク色の模様の入った遠慮がちなエナガさんも来るようになった。

 

二番目に小さいコガラさんもはじき出されることが多くて、窓の格子にしがみつくこと数回。
コガラさんとの距離はペアガラスの厚み分。こんな近くで見れちゃうなんて幸せ～💖

 

大雪の日、「見たことないまん丸な鳥が来てるよ！」とダーリンがいうので撮影して画像チェック。
拡大するとシメさんではありませんか。
カラ軍団がワイワイしてるから、そのうち別の種類の常連さんも増えるかしら。

夏になると高原へ移動してくる野鳥もたくさんいるから、もっと賑やかになるかも。
楽しみだ～(ﾉ*’ω’*)ﾉ

これじゃ～、ライオンじゃなくてバードキャッスルじゃん・・・

 

晴れた日によく見ると、ちょうど対岸にあるあのJAXA宇宙空間探査パラボラアンテナのすぐ右下に、なにか建物らしきものが見える。
グーグルマップでチェックしてみると、以前行った長門牧場なのだ。
へ～、じゃあ、向こうからもココが見えるわけだね。

 

今回も滞在中に何度も雪が降ってはお日様が出ると解けて・・・を繰り返していたけど、前回よりも水分を含んだ重い雪が多くなってきた。
解けると凍るからブラックアイスバーンになって、道路はツルツル。雪が降ったほうが滑りにくくなってちょっと安心かも。

 

前回よりも気温が高めなので、ちょっとでもお日様が出ると屋根の雪が滑り落ちて、地下工房に下りる階段が埋もれてしまうから、ダーリンは毎日のように雪かきで強制労働なのだ。
ダーリンが雪かきやDIYに励んでいる間、私は何をしているかというと・・・

 

薪ストーブでチョコレートケーキを焼いたり、小鳥さんをパチパチ撮影したり・・・
遊んでるなよー( ﾟ∀ﾟ)･∵ﾌﾞﾊｯ!!

今回はもっと半生の、とろ～りおいしいチョコレートケーキが焼けたのだ。
冬だけの楽しみだね。

 

そんな雪の日もデーツの買いだめ、ど～ん！と運んでくれる運送屋さん、ありがとうございます。
イランのデーツ、お店で小分けする前の大箱のまま、ど～んとね。
新聞やテレビでは報道してないだろうけど、そのうち物流が止まるよ～。
チョコレートも入ってこなくなるだろうから買いだめしとこうーっと。

 

というわけで、木材もめっちゃ値上がりするだろうから、今のうちに必要なものはDIYで整備するのだ。
メキメキと腕を上げているダーリン、今回は洗面台の収納棚と、大きな鏡に人感センサーつきのライトが付いたスライドドアを作ってくれました。カッコイイでしょ～✨
階段にも人感センサーつきテープライトをつけて夜間の上り下りが便利に、地下工房にもUFOみたいな灯りがついて充実。
パントリー部屋にも大容量の棚を作ったのだ。
この棚がいっぱいになるまで、物流、止まらないでよ～。

 

出発の日の早朝、窓から差し込むオレンジの陽光で目が覚めた。
天窓は雪が薄っすらと積もった模様。
外気温は－4℃。パジャマでデッキに出たけど意外と耐えられる寒さなのだ。
春分だから日の出の位置はほぼ真東。デッキの角が真東なんだね、覚えておこう。

本当はずっとココにいたいけど、そろそろビワの摘果＆袋掛けをしないといけない。

 

次回はもっと牛脂をごちそうしてあげるから、ヒガラちゃん、頑張って生き延びておくれ～。

 

帰る途中卵を買いに、おっぽに亭に寄り道。
ダーリンが「卵100個ください」と持参したコンテナを差し出すと、店員さんが「ひゃ、ひゃっこっ！？」とびっくりした様子で聞き返してきたけど、卵は本来、常温で１か月以上もつし、普通の家庭でも１週間に2パックは食べちゃうでしょ。
まとめ買いする人って少ないのかしら？ だって、卵屋さんだぞ？？？

コンテナに詰めてもらってる間に、やっぱりごはん食べちゃおう。
滅多に来ないから、たまにはいいよね・・・って、最初から食べる気満々だったのは内緒。
( ﾟ∀ﾟ)･∵ﾌﾞﾊｯ!!

ダーリンはココの名物白洲鶏のカレー、私は鶏そぼろ丼。
しっかし、穀物ってもたれるよねー。
次の日になっても胃が重かったもーん。

 

🌟おまけ🌟
20日の朝、デッキの手すりにくっついた雪がはがれて丸まっているのを発見。
なんだこれ？？？
自然の造形物っておもしろーい！